矯正専門医による治療
当院では月に1度、矯正専門医による治療を行っておリます。 矯正は、審美的な治療である前に、咬合など心身にとって非常に重要な位置付けの治療です。矯正専門医による治療は、しっかりした根拠に基づき、的確な治療を行うことが可能です。
小さいお子様から成人のかたまで、歯並びに関してのご相談を受け付けておりますので、お困りのかたは、是非一度、お気軽にご相談ください。
当院の矯正治療
矯正治療は、様々なやり方があります。 当院では、基本的に”ブラケット矯正”を行っております。 見た目もほとんど気にならない、クリアブラケットと呼ばれるものを装着する治療がメインです。また、ご要望があれば、歯の裏側にブラケットを装着する”舌側矯正"も対応することが可能です。この方法は、お口の中の状 態により出来ない場合もございますので、一度ご相談ください。
矯正治療 料金
矯正歯科治療は公的健康保険の対象外の自由(自費)診療となります。
| 相談料 | 3,300円 |
|---|---|
| ※月1回の矯正日に行っております。(要予約) | |
| 時間 | 30分程度 |
| 内容 | 口腔内チェック・治療計画・治療費のご提示など |
| 一期治療 | 330,000円 |
|---|---|
| 月々の治療費 | 3,300円~5,500円程度(器具調整費用) |
| 一般的な治療期間は3年〜6年、通院回数は30〜40回程度です。 | |
| 二期治療 | 330,000円 |
|---|---|
| 月々の治療費 | 3,300円~5,500円程度(器具調整費用) |
| 一般的な治療期間は2年〜4年、通院回数は36〜40回程度です。 | |
| 660,000円 | |
| 月々の治療費 | 3,300円~5,500円程度(器具調整費用) |
| 一般的な治療期間は2年〜4年、通院回数は36〜40回程度です。 | |
矯正歯科治療について
矯正は、見た目を良くするということも当然ありますが、歯並びの悪さは、美容の問題以外にも不正咬合、発音障害、むし歯、歯周病などの原因にもなります。また、義歯を付ける際、歯並びを治さないと義歯を 付けられない場合があります。歯には、力を加えるとその方向に移動する性質があります。その性質を利用して口の中に様々な矯正装置を入れて歯に一定の力をかけ時間をかけて歯を動かして治療していくものです。
矯正装置の種類

- もっとも一般的な矯正装置です、金属で出来ているので丈夫です。最近では、装置自体が小さくなっているので目立たなくなっています。

- ワイヤーは金属ですが、ブラケット部が透明で歯になじみ通常のメタルタイプよりも目立ちにくくなっています。ワイヤー部はメタルタイプと同様のため、同じく高い効果が期待できます。

- セラミック素材で出来ているので耐久性、審美性に優れています。見た目がきれいなので女性に人気の矯正装置です。
床矯正

- 床矯正とは、顎を広げて歯列矯正をすることです。口腔外科的な矯正は、数本の歯を抜いて、歯の生えるスペースを作るという考え方で進められますが、その治療方法の場合、普通に並ぶことができるはずの歯を抜いてしまうことなど、大きなデメリットがあるため、歯は抜かず、歯が正しく並びきることのできない顎を、正しい位置に歯が並ぶ大きさまで拡げる治療法を行っております。
6才までに正しく発育できなかったあごを10才までに治して11才からは自分の力で発育させるのが理想です。4歳以上であれば治療が可能ですので、気になった時に早めにご相談下さい。
矯正の装置は、可撤式床矯正装置といって、患者さんは好きなときに口の中の装置を外すことができます。装置をつけていると発音がしにくい他、食事の時も大変です。小さな子供はもっと大変だと思います。もちろん普段はつけたままでいてもらいますが、音楽の時間や就職面接、電話の対応時など、どうしても装置が邪魔になってしまうときは外してしまってかまいません。
矯正治療に伴う一般的なリスクや副作用一覧
- 矯正治療に何を求めるか?出来ること。出来ないこと。
- 当院では矯正相談の際に患者様がより良い治療結果を得られるよう提案しております。
矯正治療のみでは顎の骨の位置関係や上下の顎の大きさを極端に変えることはできません。患者様の状態によっては外科手術(顎切)を前提とした矯正治療を提案させていただく事もあります。しかし患者様の中で外科手術を希望される方は多くはありません。逆に外科手術を望まない場合が多いと思います。そのような患者様の矯正治療だけの治療結果は最上級の結果となることは少ないです。患者様のご希望を伺いより良い治療結果を得られるよう努力しておりますが矯正治療のみで最上級の結果が得られない場合があることをご理解ください。 - 矯正装置装着による不快感、痛みについて
- 矯正装置(ブラケット)を装着すると粘膜が擦れたり、歯が移動し始めることにより痛みが出ることがあります。マルチブラケット装置を装着した場合痛みが発現するのは装着後6〜8時間後と言われています。個人差はありますが2~3週間で慣れることが多いです。
- 矯正装置装着後の注意点
- 矯正装置(ブラケット)装着後は違和感の強さに驚くことと思います。また食事時の食べ辛さも感じることと思います。歯の移動が進むと噛み合わせにも違和感を感じるかも知れません。食べてはいけない物はありませんが極端に固い物、弾力が強いものは少し小さくしてから噛んでください。ブラケットは接着剤で装着していますので強い力が加わると脱落することがあります。ブラケットが取れるとその歯には矯正力が伝わらず歯の移動が起こりません。治療期間に影響しますのでできるだけ早く修理してもらって下さい。
- 矯正装置(マルチブラケット装置)の装着期間は2年前後。
- マルチブラケット装置による歯列矯正の治療には2年前後要しますが、歯の動き方には個人差がありどのような症例であっても2年前後で完了する訳ではありません。歯並び噛み合わせの状態によっても治療期間は前後します。通院は月一回ですが定期的に通院しなかった場合も治療期間や治療結果に影響することになります。ドクターの指示を守って通院しましょう。
- 丁寧なブラッシングが必要。
- 矯正装置装着後は装置が邪魔になってブラッシングがしづらくなります。そのため虫歯や歯肉炎のリスクが上がります。ブラシング指導や定期クリーニングを行いますが、ご自身でも装置周辺は丁寧に時間をかけて磨く必要があります。
- 歯根吸収、歯肉退縮、ブラックトライアングルを生じる場合があります。
- 歯の移動量や移動方向(移動角度)によって歯茎の骨の中に埋まっている歯の根っこの部分が短くなることがああります。ごく稀ですが歯根吸収が多数歯にわたって顕著な場合は治療を終了せざるを得ない場合もあります。また歯茎が歯の根の方向に短くなる歯肉退縮やブラックトライアングルを生じる場合があります。
- 知覚過敏(冷たいものが染みる)
- 歯肉が退縮している歯の場合冷たいものが染みるなど知覚過敏の症状がでる場合があります。大体は一過性で数週間で治りますが、退縮が進行している場合は症状が収まらない場合もあります。
ごく稀ですが歯の移動により歯髄(歯の神経)が障害を受けて壊死することがあります。その際は根の治療(根管治療)が必要になります。 - 歯が動かない。
- ごく稀ではありますが、歯の根と周囲の骨との癒着により歯が動かない場合があります。
治療前の検査では把握できないことが多いため厄介ですが歯を人為的に動揺させる事により動く場合があります。それでも動かない場合は動かない歯に合わせて周囲の歯を移動することになるため治療結果に影響を及ぼすことがあります。 - 金属アレルギーがある場合
- 金属アレルギーの症状によりますがマルチブラケット装置を使用できない可能性もあるためドクターにご相談ください。
- 顎関節症状のある方
- 顎関節症状のある方、過去に顎関節症状があった方は矯正治療により噛み合わせにも変化が起こることもあり症状が顕在化することがあります。症状が収まらない場合は専門のドクターに紹介する場合があります。
- 治療計画変更の可能性
- 矯正治療中に起こる予期せぬ問題や成長による顎骨の変化、事前の検査で判明しなかった問題の顕在化により治療計画に修正を加えることがあります。
- 噛み合わせの微調整や歯の形、被せ物の形の修正を行うことがあります。
- 全額の矯正治療を行なった場合今まで噛み合っていなかった歯か噛み合うことも珍しいことではありません。矯正装置を外す前に噛み合わせを緊密ににするために歯の携帯を修正することがあります。被せ物の場合は装置撤去後に改めて再制作が必要になることもあります。
- 矯正装置撤去時の偶発症
- マルチブラケット装置は専用の接着剤を使用して歯に接着しますが撤去の際にエナメル質に微細なひび割れ(エナメルクラック)が入ったり、微細な傷がつくことがあります。被せ物や詰め物の場合も傷がついたり、破損したりして再制作が必要となる可能性があります。
- 矯正治療中の顎骨の成長について
- 当院ではマルチブラケット装置による全顎的な矯正治療は成人の方以外に施術する場合、全身成長がある程度落ち着いてから、また歯根がほぼ完成してから開始するようにしておりますが全身成長は完全に収束しているとは言えません。顎骨の成長による咬合の変化が認められる場合は治療計画を変更する場合があります。
- 矯正装置撤去後の保定について
- マルチブラケット装置撤去後は歯並び噛み合わせの維持のため取り外し可能な保定装置を使用して頂きますが使用して頂かなかった場合は後戻りや、歯並び噛み合わせの崩れにつながります。
当院では保定期の経過観察を2年と設定しております。(通院は2〜6ヶ月に一度)保定期間は2年で終了するわけではありません。経過観察期間終了後保定装置に問題があれば修理調整は可能です。保定装置が装着できないような状態であれば再治療が必要かも知れません。矯正治療をしても歯はその位置に固定されることはありません。新しい歯並び噛み合わせを維持するためには保定装置は必要です。


